◆ ライフプランとは ?
ライフプランをそのまま日本語にすると「人生の計画」ですよね。
そう、ライフプランとは、自分自身の人生について考えることなのです。ライフプランを作ると、行き当たりばったりの人生ではなく、主体的に自分の人生について考え、実現していくことができるようになります。
では、具体的に何をどのように考え、ライフプランを作っていけばよいのでしょうか?
◆具体的に将来をイメージしてみよう!
さて、あなたはどのような人生を送りたいですか?
誰と一緒に住み、どこで暮らし、どんな生活をしていきたいですか?
仕事は・・・、どんな仕事をしていきたいですか? どのようなスタイルで働きたいですか? いつまで働きたいですか?どのくらい稼ぎたいですか? どこで働きたいですか? 海外で働きたいという人、東京から離れたくないという人もいるでしょう。あなたはどうしたいですか?
家族は・・・、どのように暮らしていきたいですか? 一人で自由に暮らしていきたという人もいれば、たくさんの子どもたちとわいわい暮らしていきたい、という人もいるでしょう。誕生日にはちょっとしたお祝いをしたり、時には高級なレストランでお食事をしたり、海外旅行もいいですよね。
住まいは・・・、どこに住みたいですか? 便利な都会に住みたいですか? それとも、田舎でのんびりと暮らしていきますか? 海の見えるところ、海外に住みたいという人もいるでしょう。家を購入したいですか? それとも自由に賃貸で暮らしたいですか?
お子さまにはどのような教育を受けさせたいですか?
人にはいろんな『やりたいこと』があります。『こうなりたい!』という思いを実現するには、具体的にイメージすることが大切です。
人は自分が考えていないこと、イメージしていないことを実現することはできません。将来を具体的にイメージする一つの方法として、ライフプランを作ることはとても効果的なのです。
こんな人生を送りたい、そんな思いが明確になったら、次に、それらを実現するためには、どのくらいのお金が必要かを考えてみましょう。やりたいことを『思い』だけではなく、『現実的なもの』にしていくには、資金面も重要です。
やりたいことをしながら、100歳までお金が尽きることなく生きていけそうですか?
◆ライフプランで将来を見える化
ライフプランでは、やりたいことをお金の面から視覚化し、具体的に考えていきます。
例えば…
ライフプランを作れば、やりたいことを実現しながら100歳まで生きていくには、『最低でも収入はこのくらいは必要だよね』とか、『〇歳まで働けば大丈夫そうだよね』ということが分かります。
そして、『ちょっと資産が足りないかも…』ということがわかれば、資金をショートさせないためにはどうすればいいのか、対策を考えることができます。
- 収入を増やすことはできないか
- 支出を減らすことはできないか
- 運用することはできないか
日々の収支をコントロールするだけで、資金不足を解消することができるかもしれません。
資産運用を取り入れることにより、金融資産を増やすことができるかもしれません。
こうやって、夢を現実的なものにしていきます。
将来を具体的にイメージし、実際にかかる費用を試算してみる。そして、やりたいことを実現するにはどうすればいいか、対策をたててみる。
やりたいこと(ゴール)から逆算していけば、今から将来までの道筋がみえてきます。
ゴールまでの道筋が見えれば、お金の不安はなくなります。
お金の不安がなくなれば、ゴールに向かって進むスピードも速くなります。思う存分、やりたいことをやっていけばいいのです。
ライフプランを考えるということは、あなた自身がどのような人生を送りたいのか、そして、それをどう実現していくかを考えることなのです。
◆まとめ
- ライフプランを考えることは、人生を考えること
- ライフプランでは、やりたいことをお金の面から視覚化し、具体的な対策を考えることができる
- ライフプランを作れば、お金の不安が消え、夢が現実化しやすくなる