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2020-04-30

心理を知ることでアフターコロナに備える!

2020年4月29日

こんにちは。FPの工藤清美です。

今日は私が理事をしている、WAFP関東(女性FPの会)の心理カウンセリング・ラボにオンライン参加しました。教えてくださったのは、株式会社東京ビジネスラボラトリーの朝妻秀子先生。

テーマは「心理を知ることでアフターコロナに備える」。

これを意識するのとしないのとでは、アフターコロナが大きく変わると実感しました。ラボで学んだこと、そして私が思ったことを、ここにメモとして残しておきたいと思います。

◆これから求められる人材とは?

ざっくりというと、「自ら動ける人」この一言に尽きます。

  • 自ら目標をかかげ、仕事を作りだせる人
  • 自ら課題を明確化でき、解決策を考えられる人
  • 向上心、好奇心を持ち、自らスキルアップを図れる人
  • 自ら創意工夫ができる人
  • 広い視野を持ち、情報を収集できる人
  • オリジナリティのある人
  • 与えられたことだけをこなす人は、今後ロボットやAIにとって代わられてしまうのは明らかです。

    これらを意識しながら学び続け、自分自信の知識や技術、ノウハウをブラッシュアップしていくことが、今後益々重要になると思います。

    ◆アフターコロナはどうなるか?

    世界は2極化していく・・・

    これはよく言われていることですよね。私もそう思います。

    仕事も、資産も、考え方も、生きる世界までも・・・

    2極化していくのだろうと思います。

    そして、情報に振り回され不安に陥る人と、情報を自分で判断し成長に結びつけられる人に分かれていく。

    朝妻先生は、「人の思考や行動には5つのレベルがある」とおしゃっていました。

    自分自身がどのレベルにいるのかを意識することで、とるべき行動も見えてくるのかもしれません。

    ◆人には潜在能力がある

    顕在意識は氷山の一角。これも心理学では、よくいわれることですね。

    無意識、潜在能力をどういかしていくかで、その人の能力、輝きは大きく変わります。

    しかし、本来の力は、潜在意識の中にある障害や顕在意識の中にある課題が邪魔をし、なかなかその力を発揮することが難しい・・・

    それらの障害や課題を取り除き、本来の力を発揮できるようにしてあげるのが、様々な心理学の手法です。

    ◆カウンセリングの構成

    ①受容と共感

  • クライアントと同じものをイメージする
  • 傾聴
  • ここではジャッジはしない
  • ②問題の本質の探究
  • 問いかけなどをしながら、潜在意識にある問題の本質を探る
  • ③気づきと成長(解決)
  • 教えるのではなく、 自ら気づいてもらうことが大事
  • 過去のトラウマやネガティブ思考を 解消していく
  • 過去の経験からの障害・トラウマと、未来の課題はつながっている。
  • だから、過去の障害・トラウマが取り除かれると、未来の課題の解消されることも多いのだそうです。

    ◆心理カウンセラーが使う技法・療法

  • 来場者中心療法
  • マイクロカウンセリング
  • この二つが土台にあり、以下のようなそれぞれの手法がある。
  • 提唱された年台順に

  • 交流分析(TA)
  • 認知行動療法
  • ゲシュタルト療法
  • インナーチャイルドセラピー
  • NLP
  • マインドフルネス など
  • NLPやマインドフルネスは、近年提唱されている心理学の手法。
  • 今までの手法よりも、より心の本質的な部分にリーチしやすいため、効果が出るのも早いのだそうです。

    ◆まとめ

    今回のラボで印象に残ったのは、過去の障害・トラウマと、未来の課題はつながっているということ。

    そして、生まれ持った本来の自分を取り戻し、潜在能力に働きかけることで、なりたい自分に近づけるということです。

    「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルのベストセラーがありますが、これらも潜在能力に意識的に働きかけてる、ということがよくわかりました。

    心理学はこれからも学んでいきたいと思います。

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