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(事例1) 2年間で資産は1.7倍! 将来の不安が消え、広いマンションへの引っ越しも実現!

【2019年時】

  • 田中家(仮名)
  • 夫 45歳 年収1000万円
  • 妻 40歳 年収500万円
  • 子 小4
  • 子 小2
  • 資産額 約2600万円(保険、年金含む)

「漠然とお金に関してどうしていいのかわからない」ということで、私のところにご相談に来られた。2019年春のことだった。

田中家のお悩みは

  • マンション(賃貸)が手狭。賃貸か購入か?
  • 子どもに教育費をどのくらいかけたらいいのか?
  • 自分達の老後は大丈夫なのか?

という典型的な人生3大支出についてのお悩みだった。

共働きなので、世帯収入は1500万円と高収入。無駄遣いをしているつもりはないものの、なぜか、いつもお金が足りず不安を感じていた。

それから現在(2021年)まで丸2年強サポートを続けている。

資産を見える化、最適化、仕組化し、資産形成をスタート。そして、この2年で田中家の資産がどうなったかいうと…

資産はなんと1.7倍、2600万円から4600万円に!

現在では、広い賃貸マンションへの転居も実現され、子どもの今後の教育費、そして老後の資産を着々と積上げている。

では、どのようにやりたいことを実現しながら、資産を増やしていったのかをみてみよう。

【田中家のゴール】

  1. 住まい:もう少し広い家に住みたい
  2. 教育費:子どもが希望するなら、やりたいことをさせてあげたい
  3. 老後のお金:たまに旅行に行けるくらい余裕のある老後の資産

【2019年春】

ご相談に来られたときは、資産全体が把握できていない状態だった。

貯蓄型の保険や複数の運用商品をお持ちだったが、各資産が現在どのような状態なのか、今後どのように推移していくのか、が見えていない状態だった。

そこで、まずは資産を見える化していく。

【資産の見える化】

2019年時の田中家のバランスシートはこんな感じ。

外貨建て保険の他、死亡保険、収入保障保険等を保有し、年間の保険料支払い額は170万円。それらが負担となり、毎月の収支はトントン(時にはマイナス)。ボーナスで年間の収支が100万円弱プラスになる程度。すぐに現金化できる預貯金も200万円しかなく、万が一のときには少し不安が残る。

外貨建て保険を購入した目的をお聞きすると、「少しでも増やしたいと思ったから」とのこと。リスクをカバーする目的ではなく、増やす目的で保険を購入されていた。

【資産の最適化】

田中家の資産において、私が問題に感じたのが主に2点。

  • 保険
  • 運用商品

家計簿を細かくつけており、毎月の支出額は把握していたが、資産全体の状況が把握できていなかった。そこで、保有資産を最適化していく。

◆保険

一番の問題だったのが、保険。

外貨建て保険の支払い額は、年間130万円にも及んでいた。二人の給与水準から公的年金が比較的でること。そして、ご主人の企業年金、退職金、奥様のiDeCoなどもあり、これに外貨建て保険を加えると、現時点で保険を払済みにしたとしても、既に毎年400万円もの年金が確保されていた。

田中家の場合、老後の資産の確保を重視しすぎ、今の生活が苦しくなっていたわけだ。

ちなみに、この外貨建て保険の場合、60歳まで支払いを続け、60歳で満期金を一括で受取った場合のIRR(複利利回り)は2.27%。都市銀行の定期預金が0.002%という中、2%を超える金利は魅力的にみえるかもしれない。しかし、増やすことを目的としていた田中家にとっては、決して良い利率とはいえないだろう。

しかも、保険には流動性リスクがある。流動性リスクとは、現金化しようとしたときに大きなコストや損失が生じてしまうリスク、現金化しにくいリスクのこと。保険の場合、途中で解約すると大きく元本割れしてしまうことが多い。ここは注意したい。

田中家の場合、外貨建て保険は払済みとし、今後の保険料の支払いは中止することにした。

◆運用

最初にご相談に来られた頃は、運用はしていたが、特に計画的に積立額や商品設定をしていたわけではなかった。

また、仕組債なども保有していたが、商品内容を理解していない様子だった。保有している商品数も多く、資産全体としてどうなっているのか、が把握しきれていなかった。

そこで、資産全体の目標ポートフォリオ(資産配分)を決め、商品を選別。仕組債は損を覚悟で売却。

【資産の仕組み化】

運用資産の割合は、リスク・リターンを確認しながら、お客様のご希望を聞きながら決めていく。

日本株式(個別株)はそのまま保有したいということだったので、その他に先進国債券、先進国株式を運用資産に組み入れていく方針に決定。

田中家の場合、保険で先進国債券を既に1600万円分保有していた。よって、株式と債券のバランスを考え、まずは先進国株式を積立購入。その後、先進国株式と先進国債券を6:4の割合で積立ていくことに。

積立設定は給与が入る銀行口座から自動的に証券口座に資産が動くように仕組み化をした。

つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCoなどの非課税口座を利用しながら、毎月20万円の積立投資を実行している。

現在は無リスク資産である預貯金1000万円程度保有。そして、運用資産全体では、リターン6.5%、リスク13.8%(20年平均)、市場が動いたときには▲20%程度にもなりうる、ということを許容しつつ運用を続けている。

コロナ禍、一時的に資産はマイナスになった。しかし、しっかりと積立投資を継続したことにより、現在高いパフォーマンスを実現できている。

また、資産全体が見える化され、老後資金の心配もなくなったため、安心して広いマンションへの引っ越しも実現している。

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