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2018-10-18

NAPFAカンファレンス/米国研修②

10月16日から18日までは、米国のFP団体「NAPFA」のカンファレンスに参加してきました。

NAPFA(The National Association of Personal Financial) は、お客様からの顧問料のみを収入源とする、フィーオンリーのFP事務所の団体です。会員は3000名ほど。そして、その半分は女性とのことです。

NAPFAの会員は、金融機関などからのコミッションを受け取らないため、クライアントとの利益相反が生じず、クライアントと同じ目標に向かってサポートをすることを理念としています。

春と秋の年2回、全米のNAPFA 会員が一箇所に集まり、研修や交流会などのカンファレンスを開催します。

その一つに我々も参加してきました。

朝7時ごろから夜まで、様々な研修や交流会が開催され、その中から興味のあるものに参加していきます。

マーケティングやFPビジネスに関するノウハウ、最新の資産運用情報など、内容は盛りだくさん。

驚いたことの一つとして、他との差別化を図るためのアドバイスとして、保険の提案のセッションがあったことです。

保険のアドバイスが多い日本のFP事情からみると「いまさら?」という感じでした。

でももしかしたら、保険アドバイスが多過ぎる日本の状況が、世界からみると普通でないのかもしれません。

死亡リスク等を回避するための保険は有効かと思いますが、資産形成のための保険に関しては、どうしても手数料が高いので、コミッションを受取らないNAPFA会員からすると、「保険→手数料が高い→顧客のためにならない」という考えになります。

会場では、「本当にクライアントのためになるのか?」とプレゼンターが厳しい質問攻めにあう一幕もありました。

今回のカンファレンスでは、『米国FPの友達を作ること』も目的の一つにしていました。

たくさんの米国FPの友達ができました!

今後はお互い日米のFP事情について情報交換していきたいと思います。


FPの父といわれるGeorge Kinderさんと

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