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事例)母親への仕送りと資産形成を両立、4年間で資産は2倍に!

 

▶この先30年間の予算計画を立てたい

2019年1月に「この先30年の予算計画を立てたい」とのご依頼をいただいたAさん。

「どのくらい使ってよいのか?どのくらい貯めればいいのかを明確にしたい」とのことでした。

ではAさんがどのような対策をとり、現在どうなっているのかをみていきましょう。

 

 

▶当時のプロフィール

・30代、独身

・会社員 

・預貯金 1600万円

・保険  死亡保険X:死亡保険金300万円/解約返戻金170万円

     養老保険Y:死亡保険金500万円・満期金100万円/解約返戻金90万円

・不動産 地方土地(10年間売出中)概算100万円

 

【Aさんの当時の資産状況】

 

初回面談時には、Aさんには次のようなご希望がありました。

・将来困ることなく暮らすには、今、どのくらい使っていいのか?

・お母様のサポートもしたいが、どのくらいできるのか?

・今持っている保険は必要なのか?

 

資産はほとんど預貯金で保有。特に計画的に貯蓄を行っているわけでもなく、なんとなく預貯金が貯まっていっている状態でした。

独身なので、自分のお金は自由に使えます。

ただ、漠然とした不安がありました。

この不安を取り除きたいというのが、ご相談にこられた一番の理由です。

 

▶今のままでは90歳時点で資金ショートに!

そこでまずは、今のままでいくとどうなるのかをシミュレーションをしました。

「今の支出を続けた場合を確認したい」とのことだったので、当時の収支をもとに将来の資産推移(CF)を試算しました。

その結果は…?

現役時代の間は、現状のままでも年間で150万円のプラスになります。

しかし、都心に賃貸で暮らしているため、リタイア後は毎年大きな赤字となり、90歳時点で資産が不足してしまうことがわかりました。

では、資産運用を含め、いろいろと対策したらどうなるのかを試算してみると、リタイア後も資産は減ることなく推移する可能性があることがわかりました(インフレ率1%、運用益3%を考慮)。

では、具体的にどのような対策を実施したのかをみてみましょう。

 

【対策前後のCF表】

 

▶独身の方に死亡保険は必要なし

独身の方で葬儀費用程度の預貯金を残せるのであれば、死亡保険は必要ありません。

そこでAさんは、毎年22万円の保険料(48歳から保険料は倍になる商品)を支払っていた死亡保険を解約。

養老保険は満期が近かったので満期を待ち、満期金を受け取り将来のための資産に繰り入れることにしました。

預貯金1,600万円に関しては、生活費1年分を残して運用することに。

商品の選び方、資産配分の考え方、そして、つみたてNISAやiDeCoについてもご説明し、Aさん自身が投資を始めることを決めました。

みたてNISAやiDeCo口座も開設しました。

世界の成長を取り入れることの大切さも十分に理解され、現在は外国株式、外国債券に投資する投資信託を中心に、積立投資を続けています。

 

▶月3万円のお母様へのサポートを実現

ずっと気になっていたお母様へのサポート。

これも現在月3万円の仕送りを実現されています。

お母様へのサポートについては、まず、お母様とAさん、それぞれの収支のシミュレーションを行いました。

の結果、月3万円の支援があれば、お母様も安心して生活できることがわかりました。

また、月3万円であれば、Aさんの資産においても問題はありません。

今まで生活費のために無理してアルバイトをしていた高齢のお母様も、今では仕事を辞め、余暇を楽しんでいらっしゃいます。

 

▶10年間売れなかった土地も売却!

もう一つ懸念だったのは、地方に持っていた土地です。

昔住んでいた場所とのことでしたが、現在は更地です。

地元の不動産業者に依頼し、10年間売りに出してはいるものの、買い手がつかない状態。

税金もAさんがずっと負担していました。

Aさんは「ただ」でもいいので手放したいと思っていました。

 

そこで、知り合いの不動産業者と一緒に作戦会議。

どうやったら地方の土地を売ったらいいのかレクチャーを受け、それをAさんに実践していただきました。

するとどうでしょう。

なんと、買い手が見つかり、無事売却することができたのです。

売値も思った以上の価格で売却することができました。

アドバイスをしてくださった不動産業者さんには、本当に感謝しています。

 

▶金融資産は4年間で約2倍に!

2019年からずっとサポートさせていただいているAさん。

現在は、毎月12万円の積立投資を継続中です。

サポートしている間、コロナショックもありました。

資産が一時的にマイナスになることもありました。

ただ、そのような時でも、「なぜ今資産がマイナスなのか?」「経済は今どういう状態なのか?」などを丁寧にご説明し、ずっとブレずに資産形成を継続してくださっています。

その結果、現在資産は約2倍に

不要な資産を手放し、資産形成を効率化させたこと。

して、積立投資の継続と資産運用効果により、短期間にこれだけの資産を増やすことができました。

「将来、何となくですが、資産がどうなるのかが分かるようになったので、お金の不安がなくなりました」とAさん。

今では積立額以外のお金は好きなことに使い、人生を楽しんでおられます。

お金の見える化はお金の不安を消してくれるのですね。

 

▶Aさんが実践してきた資産形成

・この後どうしたいのか、考えを整理

・保有資産を確認し、資産を見える化

・CF表を作成し、将来の資産推移を見える化

・不要な保険を解約し、保険料を節約、資産を最適化

・つみたてNISAのスタート

・iDeCoのスタート

・預貯金中心だった資産を、分散投資に変更

・毎月12万円の積立て投資投資をスタート

・お母様のCF表の作成

・無理のない仕送り金額の決定

・10年間売れなった地方土地の売却

 

【A様の資産推移】

 

▶皆がはじめれば、日本もより安心した社会になる

今回事例紹介にご協力くださったAさん。

協力の依頼をした際には、「早くから(資産形成を)はじめる方が増えれば、(日本も)より安心した社会になると思いますのでご活用ください」とご快諾いただきました。

私も同じ思いでこのお仕事を続けさせていただいております。

お金を増やすことも大切ですが、やりたいことを実現するためにも、資産形成はとても大切だと思っています。

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