ヴァンガード本社
2018年10月13日~24日まで、米国研修に行ってきました。
場所は、フィラデルフィアとニューヨーク。
◆フィラデルフィア
・世界最大の運用会社ヴァンガード社訪問、研修
・米国のFP団体「NAPFA」主催カンファレンスへの出席
◆ニューヨーク
・ニューヨーク証券取引所(NYSE)訪問
・FP事務所訪問
まずは10月15日のヴァンガード社の報告です。
フィラデルフィアのダウンタウンから車で40~50分。緑あふれる広大な敷地の中にヴァンガード本社はあります。
広大な敷地には16棟の建物が配置され、16,000名もの社員が働いているそうです。
低コスト・インデックスファンドの第一人者であるヴァンガード社。その運用資産総額は5.1兆ドル。日本円にすると(1ドル=112円)約571.2兆円。
なんと日本のGDP(557兆円(2018年))以上の規模ということになります。
10月15日のヴァンガード本社での研修は、ヴァンガード社の経営方針やリテールサービス、アドバイザーサービス、マーケティングなどについて。9時から17時までびっちりと勉強してきました。
創立1975年。43年前から「Client Focus」「Low cost」「Long-term thinking」の理念を徹底してきたその姿勢は、本当に素晴らしいと思いました!
売上を目標とせず、顧客を満足させることを目標とし、結果として売り上げが伸びるという、理想的な経営を一貫して続けています。
最近では、ロボアドバイザーと人によるアドバイザーサービスなど、ハイブリットなサービスにも力を入れているとのこと。
今回のヴァンガード社訪問を通して、「日本で資産運用を広げていくには、FPとして、投資家に本当に正しい投資の考え方を、もっともっと伝えていかなければいけない」と感じました。
そして、その役割は、「クライアントと同じ目標を持ち、クライアントの資産を増やし、守っていくこと」であり、それは、私たちFPがすべきこと、私たちFPにしかできないことだと確信しました。
ヴァンガード社の皆様、ありがとうございました。
集合写真
広々としたヴァンガードの食堂
ヴァンガードのグッツ