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2021-08-18

主要先進国(G7)の40年間の物価状況を比較してみたら!?

日本は長年デフレが続いていました。

デフレとは、物価が下がることです。物価が下がるということは、お金の価値がモノの価値に対して上がることを意味します。つまり、何もしなくても、お金の価値が自然と上がっていく状況。

これが1995年以降最近までの日本の状況でした。

では世界各国はどうでしょうか? 同じ先進国であるG7の状況をみてみましょう。

1980年を100とした場合、2021年はどうなっているかというと…

日本137に対して、米国は321、英国は353、ドイツは222、イタリアはなんと511!

日本はこの約40年間、物価は37%しか上昇していませんが、先進各国は2~5倍以上物価が上昇しているということがわかります。

米国では、コロナ後の経済回復から、インフレ率が5%以上上昇しています。このインフレが今度も続いていくのかは、世界が注目しています。

日本にいると、毎年物価が上がっていく、ということ自体が信じられないような雰囲気ですが、世界では物価は上がっていくものとして認識されているのです。

日本の常識は世界の常識ではない、ということですね。

今、日本では目標インフレ率を2%として、国は緩やかなインフレを目指しています。今後日本が世界水準に近づいていくのか、注視していく必要がありますね。

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